自分で幸せや健やかさを上げることってできるの?

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幸せや健やかさは、環境や外的な要因だけに左右されるものではありません。むしろ、自分でコントロールできる小さな行動や習慣が、人生の質を大きく向上させる力を持っているんです。

「幸せ」は自ら作りだすことができる

「幸せ」は自ら作りだすことができるのでしょうか?結論は、間違いなく YES! です。

私たちは、自分自身の「幸せ」を、自分の取り組みによって高めることができます。そして、それは特別なスキルや条件を必要としません。実践できる方法は無数にあり、誰にでも始められるのです。

大切なのは、小さな一歩からでも取り組んでみること。どんな人でも、少しずつ自分の生活や習慣に変化を加えることで、幸福度を高める可能性を持っています。

「幸せ」の定義って?

そもそも「幸せ」とは何なのでしょうか?そう疑問に思われる方もいるかもしれません。幸せは多分に主観的な側面があり、個人の感じ方によって異なるものです。そのため、ウェルビーイングやポジティブ心理学の分野でも、「幸せ」の定義については様々な意見があります。

現状では、幸せに関する統一された定義はなく、研究者によって異なる視点やアプローチが取られています。それぞれの定義は独自の価値を持ちながらも、共通して「人々がより良い生き方を追求する」ための手がかりを与えているのです。

では以下に、代表的な研究者による「幸せ」の定義をいくつか紹介していきますね。

  • 喜びは満足をもたらす経験と、充実して生きがいがあり、価値のある人生だと感じることを合わせた状態(ソニア・リュボミアスキー)
  • 喜びと意義の同時体験(タル・ベン・シャハー)
  • 自分の可能性を信じて努力するときに感じる喜び(ショーン・エイカー)

どうでしたか?しっくりくる定義は見つかりましたか?
一つに絞るのは難しいかもしれませんが、それぞれに一理あると感じられるのではないでしょうか。

「幸せ」の鍵は自発的要因

最初の問いに戻りますが、私たちは「幸せ」を作りだすことができるのでしょうか?
すでに示したように、答えは YES です。その鍵となるのが、「自発的要因」という研究結果です。

ポジティブ心理学の研究によって、個人の幸せに影響を与える要素が以下のように分かってきました。

  • 遺伝的要因(約50%):遺伝子の影響によって、幸福を感じやすい人や感じにくい人が存在するという結果が出ています。少し残念に思えるかもしれませんが、救いとなるのは、この影響は半分程度にとどまるという点です。
  • 環境要因(約10%):国や地域、家庭環境など、その人が置かれている環境が影響します。ただし、これらは短期的に大きく変えることが難しく、その影響力は意外にも10%程度にとどまります。
  • 自発的要因(約40%):最も注目すべきなのが、この「自発的要因」です。日々の行動や選択、考え方など、自ら選べる部分が幸福度に占める割合は約40%にも及ぶのです。

この研究結果からわかるのは、幸福度は遺伝や環境だけで決まるものではなく、自分の努力や行動によって大きく変えられるということです。ポジティブ心理学の研究が示す通り、「自発的要因」は私たちにとって希望そのものと言えるのではないでしょうか。

ということで、今回は「自発的要因」についてのお話しでした。
自分の行動や選択で幸福度を高めることができるというのは、とても希望が持てる話しだったのではないでしょうか?

次回は、この「自発的要因」を実際にどのように日々の生活に取り入れられるのか、具体的なアイデアやヒントをご紹介したいと思います。ぜひお楽しみに!

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