より幸せになるための自発的・環境要因の4つカテゴリー

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前回の記事では、自発的要因と環境要因の違いや特徴について解説しました。今回の記事では、これら2つの要因を、それぞれを「4つのカテゴリー」に分解して考えてみます。このカテゴリーを理解することで、自分がとれる具体的な行動のイメージをつかむことができるでしょう。

4つのカテゴリー

それでは早速、4つのカテゴリーをご紹介します。私がまとめたカテゴリーは、次の通りです。

  • 肉体的
  • 社会的
  • 知性的(心理的)
  • 精神的

カテゴリーのまとめ方には、さまざまな著者がそれぞれのやり方を採用しています。ウェルビーイングの分野では、いまだ定説がなく、さまざまな考え方が存在しているのが現状です。

これをどこかで見たことがある、と感じた方もいらっしゃるかもしれません。それもそのはず、『7つの習慣』に登場する「刃を研ぐ」という習慣における4つの役割と、考え方が共通しているからです。私自身、長年にわたり『7つの習慣』を実践してきたこともあり、このような分類が自然としっくりくるようになったのだと思います。

4つのカテゴリーの具体例

それでは、以下のテーブルで、自発的要因と環境要因の代表的な例を「4つのカテゴリー」(肉体的、社会的、知性的(心理的)、精神的)に分けてご紹介します。

カテゴリー自発的要因環境要因
肉体的運動をする健康を保つ
社会的業務に強みを活かす仕事に強みを活かす
知的(心理的)前向きになる安心感を持って生活する
霊的(スピリチュアル)親切を意識する何かしらのことを信じる

この自発的要因と環境要因を4つのカテゴリーに分類すると、全部で8つの象限ができることになります。幸福感を高めるためのさまざまな手法やアイデア、テクニックなどは、おそらくそのどれかに当てはまるのではないかと思います。

ちなみに、幸福度を高めるために何か行動を起こす際、このようなカテゴリー分けを知っている必要はまったくありません。あくまで説明する側として、整理してお伝えしやすくするためのものに過ぎません。

とはいえ、これをご覧になって、「幸福度を高めるためのアプローチは一つだけではなく、いろいろな種類があるんだ」と感じてもらえたら、それが正解です。

というわけで、今回は4つのカテゴリーについてお話ししました!

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